アニメ「異国迷路のクロワーゼ」第1話が放送された。
同作品は、19世紀後半の仏蘭西(フランス)・巴里(パリ)で、長崎から一人で奉公にやってきた少女・湯音が、小さな商店街の鉄工芸品店で働きながら人々との出会っていく日々を描いた物語。
19世紀のパリ。時代の波に取り残された商店街、ギャルリ・ド・ロア。いつもと変わらぬ日常を、人々はそこで過ごしていた。
そんな中、聞きなれない足音、見慣れない少女が通って行く。彼女は湯音(ゆね)、日本という異国の地よりやってきた日本人。長崎一の”看板娘”なのだと言う。
商店街ギャルリ・ド・ロアで鉄工芸店”ロアの看板店”を経営するクローデル家。3代目店主・クロードの祖父であるオスカーは、家の決まりでパリへ奉公に出たい、と願う湯音を日本から連れ帰って来たのだ。
あんな奴隷みたいなポーズをさせるなんて、どうかしてる。
勿論、何も知らない店主・クロードは驚くばかりだった。湯音の姿、お辞儀、そして座礼。クロードは、湯音が行った座礼に対し、祖父・オスカーになんというポーズをとらせるのかと憤怒する。
雰囲気を読むのに長けているが、あいさつ程度のフランス語しかわからない。何でもうなずいてくれるのは、悪くないだろうと言うオスカーだが、それで平気だと言う湯音を、クロードには信じる事ができなかった。
信用できない、湯音も、湯音の国も。
一心不乱に働くクロードの元へ、さっそく自分も仕事をと、出来る事をはじめる湯音。一つ一つの仕事を堅実にこなしていく湯音、しかし袖をひっかけ、修理したての看板を壊してしまうのだった。
湯音は、そのお詫びに高価そうな着物をクロードに差し出すが…。
華の都、パリ。湯音が見たものの全てが新しく、そして同じように、ギャルリ・ド・ロアの人間達にとっても、湯音の存在は見たことのない異文化の塊でした。
彼女の存在を、そして彼女の国さえも信用できないと言い放たれた湯音。壁にぶつかり続ける湯音ですが、果たして彼女の言う”ギャルリの家族”になる事が出来るのでしょうか…?
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