2011年6月18日土曜日

「けいおん!」の聖地はここ?? 京都・三条新京極

■巡礼絶えぬ始まりの地 

 古都・京都に、修学旅行の女子高生たちが訪れる“聖地”がある。三条新京極にある楽器店「JEUGIA(ジュージヤ)三条本店」(京都市中京区)。店内の至るところで女子高生たちの携帯カメラのシャッター音が聞こえてくる。


 平成21年に放映された深夜の大人気アニメ「けいおん!」(TBS系)は、廃部寸前の軽音楽部を4人の女子高校生たちがガールズバンドを組んで立て直す物語。楽器に触れたこともないヒロインの一人がエレキギターを購入、バンド活動の第一歩を踏み出すシーンに楽器店のモデルとして登場するのだ。

 正面の店構え、店内のエスカレーター、そして何よりも「10GIA」という名前から同店がモデルだとファンの間にまたたくまに広まり、放送終了の現在も全国各地から“巡礼”に訪れる人が絶えないという。12月には映画版も全国公開されるとあって、さらに過熱しそうだ。

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 「女子高生バンドが物語のアニメを企画しているので、店内風景をモデルとして使いたい」

 平成21年の2月。JEUGIA三条本店に、アニメ制作会社「京都アニメーション」(京都府宇治市)から電話がかかってきた。

 JEUGIAの広報担当、遠藤雅貴さん(57)は「うちの店のPRになるならと、担当者が軽い気持ちですぐにOKしました。数日後、アニメの背景を描くための取材陣が来店し、原画を描くために店内の写真をたくさん撮るなど念入りな取材だったと記憶しています」と振り返る。


2011年6月13日月曜日

【機動戦士ガンダム】2年半ぶりの新シリーズ「AGE」 10月にアニメ放送開始



 「機動戦士ガンダム」シリーズの新作「機動戦士ガンダムAGE(エイジ)」が10月からMBS・TBS系で放送されることが13日、発表された。
 09年に放送された「機動戦士ガンダム00(ダブルオー)」以来2年半ぶりの新作となる。ストーリーとシリーズ構成は、ゲーム「レイトン教授」シリーズや「イナズマイレブン」シリーズを手掛けたゲーム会社「レベルファイブ」の日野晃博社長が担当する。


 「機動戦士ガンダムAGE」は、成長するコンピューター「AGEシステム」を搭載した新ガンダム「AGE-1」に乗り込み、正体不明の異形の敵「UE」と戦う物語。アスノ家の父フリット、子アセム、孫キオの3代にわたってストーリーが展開する。サンライズがアニメーションを制作する。放送は1年間を予定。 

 アニメの放送に合わせてゲームソフト「機動戦士ガンダムAGE RPG(仮)」や「SDガンダムGGENERATION」シリーズ(いずれもゲーム機種、発売時期未定)を発売することも決まった。「AGE RPG」はレベルファイブが開発を担当する。

 13日に東京都内で開かれた発表会では日野社長が登場し、「子どものころからあこがれていたガンダムにかかわることができてうれしい。制作は進んでいますが、超大作、超娯楽作品に仕上がっています」と自信を見せた。またPVが公開され、謎の敵が町を破壊する場面や新ガンダムの戦闘シーン、主人公の一人、フリットの目の前で女性が炎にまかれるショッキングなシーンなどが流された。