2011年9月9日金曜日

「シュタインズ・ゲート」23話、なかった事にしてはいけない

第23話「境界面上のシュタインズゲート」
牧瀬紅莉栖が死んだベータ世界線に到達した岡部は、電話レンジも破棄し、タイムマシンとは縁を断ち切り、無気力な生活を送っていた。そんな中で、1本の電話が入った。それは、”ジョン・タイター”こと、阿万音鈴羽だった。
 


任務、それは論文を葬り、牧瀬紅莉栖を救う事。
ラジ館の屋上へ岡部達を呼び出した鈴羽。彼女の任務は、紅莉栖が父親に渡したとされる論文をこの世から葬る事と、紅莉栖を救う事だった。
 
その2つの任務を遂行するために、岡部にタイムマシンへ同行する事を願う鈴羽だった。

世界線と時を超えた再会
ベータ世界線の7月28日。そこは、岡部が初めて紅莉栖と出会った、あの日のラジ館だった。

鈴羽とともにラジ館へ侵入する岡部は、当時の紅莉栖との再会を果たした。勿論その時の彼女は、岡部の事を知らない。しかし、岡部は涙を浮かべずにいられなかった。

なかった事にしてはいけない
かつて岡部が愛した、そしてもう一生会えなかったはずの紅莉栖。そんな彼女と出会った時の岡部の感動と切なさは、見ている側にも伝わってきました。

恋人となるはずだった紅莉栖は、やはり記憶がない。その時はまだ彼女にとって、出会った事のない状態なので仕方のない事ですが、やるせない気持ちになります。

そして、急に大事な人が出来た音を間近で見るまゆりは、何を思うのでしょう?
 
第23話、オープニングの「Hacking to the Gate」は2番が流れました。それは、ネタバレになっていると話題を呼んだ歌詞でしたが、まさに最終局面を迎えようとしているこの時に使われました。さらにEDには、Xbox360版の主題歌「スカイクラッドの観測者」が流れました。

原作を全てプレイした筆者の個人的な感想としては、まさに感動を覚えた演出でしたが、他の視聴者の方はいかがでしょう?

紅莉栖を助ける事ができるかもと勇気を出した岡部だが、その行動は裏目に出てしまう事になります。

再び絶望に打ちひしがれ、誰の言葉も届かなくなったと思われた岡部に、しかし唯一彼の心を動かす人物から、メールが届きました。それは一体誰なのか、そして岡部は、立ち直る事ができるのか…?
 
「世界を、騙せ。」

次回は第24話、「終わりと始まりのプロローグ」です。




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